凶乱令嬢ニア・リストン・ネタバレありの感想とあらすじの紹介

今回は「凶乱令嬢ニア・リストン　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録」の感想と見どころをお話します。

原作者は「魔術師クノンは見えている」の南野海風先生です。

本作は幼女に転生した武人が戦いや仕事に全力投球するアクション漫画です。

最強主人公系が好きな人にはおすすめの作品になっています。

凶乱令嬢ニア・リストンのあらすじ

「どうせなら、戦って死にたかった」かつて神殺しをも成し遂げた大英雄は、死の間際でさえ戦いを望んでいた。そんな彼女を待ち受けていたのは、病弱な貴族令嬢への転生で――。未来の世界で美しくも弱すぎる令嬢ニア・リストンとなった彼女だったが、第二の人生では戦いでも、配信活動でも、学院生活でも大暴れ!?これは、いずれ「凶乱令嬢」と呼ばれる英雄の、華麗なる戦いの記録。最強の無双令嬢が贈る痛快異世界エンタメ開幕！

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凶乱令嬢ニア・リストンの見どころと感想

表の顔と裏の顔のギャップがおもしろい

本作の主人公はニア・リストン。

表向きは礼儀作法を完璧にこなす肝の据わったご令嬢です。病気を克服した後にリストン家の家業のマジックビジョン(テレビのようなもの)を手伝うことになります。

ニアが料理店や修理工などの職場に行き作業を体験して仕事の大変さや魅力を伝える番組「ニア・リストンの職場訪問」で国中の人気者になります。

しかし、ニアの中身は神殺しの大英雄という秘密が・・・

実は４歳の頃に病気で本物のニア・リストンが死んでしまいます。治療を依頼された魔術師がわが身可愛さにニアの身体に大英雄の魂を入れて蘇生させます。

英雄の気の力を使って病気を克服したニアですが、武人として常に強者との戦いを求める戦闘狂の気質は変わっていませんでした。

幼い少女が大英雄の武術で悪党や魔物をバッタバッタとなぎ倒していく姿に痺れます。

引用：凶乱令嬢ニア・リストン　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

普段も戦いの事を考えているため脳内で使用人たちをどのくらいの時間で倒せるかシミュレートしたりと前世の狂気性が垣間見れるのもすごく魅力的です。

令嬢としても物言いははっきりしているけども大人たちともうまく立ち回ったりお金回りの話ができたりと器用な面も持ち合わせています。

てっきり暴力での解決とか考えていそうだったのでマジックビジョンの普及というリストン公爵令嬢としての役割をまっとうしている姿は意外でした。

イラストのクオリティの高さと表現力がすごい！！

戦闘シーンでの躍動感は圧巻です。

チンピラに絡まれた劇団員の少女を助ける時のニアの動きが特に好き。

ニアのスピード感と身軽さがうまく表現されています。

凶乱令嬢ニア・リストン　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

髪の毛の表現も上手です。毛先の細かい動きまで描かれていて仕事の細やかさに感心してしまいます。

時折見せるニアの狂気がにじみ出る表情の描き方も魅力的です。

特に刀剣の修理工房で剣を振るった時に一瞬見せた表情の表現方法がおしゃれ。

凶乱令嬢ニア・リストン　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

リノキスとニアの掛け合いがおもしろい

リノキスはニアの侍女であり一番弟子。

ニアの強さを知る数少ない一人ですがひとつ問題があり・・・

それはニアのことが大好きすぎること。手を握ったり、添い寝したがったり、他の子がニアに強く当たったり距離感が近かったりすると子供相手でも殺意を向けたりとこじらせています。

一方的な愛情を向けるリノキスとそれを冷たくあしらうニアとのやり取りがおもしろい。二人の掛け合いが物語に緩急を加えていていいスパイスになっています。

凶乱令嬢ニア・リストン　病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

凶乱令嬢ニア・リストンのまとめ

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