転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます・ネタバレありの感想とあらすじの紹介

今回は「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」の感想をお話します。

実は似たタイトルのマンガと間違って買ってしまった事がこの作品との出会いでした。

読むと王道の主人公最強系でしたが作画の綺麗さと緩急の効いた構成にはまってしまいました。

あらすじ

「魔術を極めたい…！」たった一つの願望を胸に死んだ男は、生前の記憶を持ったままサルーム国の第七王子として転生を果たした！ただの庶民だった前世と違い、有り余る金！使いきれぬ時間！そしてなにより読み切れない魔導書！！”太すぎる実家”という人生バフもりもりの圧倒的勝ち組となった王子の名はロイド。小説家になろう発、ハイスピード成り上がりファンタジー！！　※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331666634438

登場人物

ロイド

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

サルーム王国の第七王子。魔術の申し子であり、魔術の事しか興味がない。

グリモ

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

サルーム王国を滅亡寸前までおいこみ、数多の魔術師たちの犠牲の上に封印された魔人。

ロイドにコテンパンにされ服従する。

シルファ

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

ロイド付きのメイドで元Aランク冒険者。ラングリス流剣術の使い手で達人。ロイドを溺愛している。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますの見どころと感想

魔術に憑りつかれた王子ロイドがチート過ぎておもしろい

人間離れした魔力と前世の魔術への情熱で無邪気に暴れまくる姿が爽快です。

主人公のロイドはこの国の第7王子。王位継承権を持たない彼は周りからはなんの影響力を持たない存在だと思われています。しかし、彼にはヒミツがあり・・・

この世界は身分が高くなると魔力の量と魔術適正が高くなります。

王族という最高水準の魔力量と魔術適正をもった肉体に前世の魔術狂いの人格が合わさった結果、ロイドという化け物が生まれました。

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

その力は放った魔術で空を消し飛ばしたり、肉体が魔力の塊である魔人が死を覚悟するほどです。

2巻で登場した魔人「パズズ」との戦闘ではその力が発揮されます。(戦いというか虐殺ですが・・・)

魔人には魔術での攻撃は「ほとんど」効きません。

そんな相手に魔人の技術である二重詠唱と人間の域を超えた「呪文束」により最上位の魔術を幾重にも織り込んだ規格外の魔法を馬鹿みたいに打ち込む姿は圧巻を通り越して笑ってしまいました。

まるで、アリの巣に水を入れたり、トンボの羽をむしったりと子供が行う残酷で無邪気な遊びのよう。これには敵に同情してしまいます。

ロイドを本気にさせる敵は現れるのでしょうか？

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

高い画力から描かれる戦闘シーンと魔法のシーンは迫力抜群！！

作画の石沢庸介さんの画力で作品がより素晴らしいものになっていると感じました。

とにかく魔術の発動シーンは書き込み量が半端ない。

特に、神聖魔術の発動シーンは圧巻です。格が違います・・・このレベルの作画を漫画でできるのはさすがの一言。

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

魔術以外ではロイド付きのメイド「シルファ」の戦闘シーンが迫力があって見ごたえがあります。流麗に舞う剣術は見るものを圧倒します。

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

所々入るギャグシーンのデフォルメされた絵も可愛いいしいい味を出しています。

ゆるい絵柄と超絶作画との対比も出来ているし、箸休め効果もあり見ていて飽きません。

特に、ロイドとペットのシロとの絡みには癒されます。

引用：転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますのまとめ

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